2022年度 TUT GRADUATION EXHIBITION 優秀賞受賞
Golden FEMI Film Festival 2023 (ブルガリア) ノミネート
Student World Impact Film Festival 2023(米国)ノミネート
ASK? 映像祭2023コンペティション 久里洋二賞受賞
Kalakari Film Festノミネート
INTRODUCTION
他者の意見は時に自分を助ける。
自分を楽に助けることができる。
それを選択することは間違いではない。
しかし、
それがいつしか自分の枷になっていないだろうか。
「みんながそうしているからしなきゃ」
そんな他者の枷で構築されていく自分は果たして、
なりたかった自分なのだろうか。
積み重ねたものが他者の意見によるものならば、
一度まっさらにしてやりなおしてもいい。
自分が本当に信じたかったことを思い出そう。
STORY
少女は個性を探す旅に出る。
流れ込んでくる他者の意見、世間の意見を取り入れてそれを鎧にして身に着けていく。
流行が変わるたびに、別の意見が流れ込むたびに、少女は鎧を取り換え続ける。
平然として、嬉々として鎧を受け入れ続ける彼女の姿は変わり果てる。
彼女の姿は美しい。
しかし果たして、個性を見つけることができたのだろうか。
最後に彼女が選ぶ答えとは。
彼女の終着点はどこになるのだろうか。